個人事業主になってApple Developer Programで組織アカウントを作る話(前編)

開発

とりあえず個人事業主になることにした

アプリの個人開発について色々調べてみるとどうやら個人開発者の場合は本名がApp Storeに出てしまうらしい。そしてGoogle Playの場合はさらに酷く、本名どころか住所とか諸々の情報も出てしまうらしい。

嫌すぎ。

ただ、その問題を個人事業主になることでうまく回避できている方々も見つけた。個人事業主として登録し、アカウントを個人ではなく組織のものと設定することで屋号を表示させる方法があるらしい。

でも正直真似してみるかはかなり悩んだ。なぜなら方法としては確かに存在しているようだがAppleの公式ドキュメントに個人事業主は組織アカウントとして認めないという文言がはっきりと記載されているからである。

Apple Developer Programに登録するには、組織がAppleと契約を締結できる法人である必要があります。屋号、架空事業名、商号、支店名での登録は認められません

プログラムへの登録 - メンバーシップ - アカウント - ヘルプ - Apple Developer
個人または組織としてApple Developer Programに登録する方法をご確認いただけます。

個人事業主になって屋号を表示する>大人しく名前を表示する>>>個人事業主になったのに本名を晒す、の順にハズレだと思っているのでもう最初から観念して個人で登録しようかと思った。

そして、後述するが手間と費用がかかる。

でも結局とりあえず個人事業主にはなってみようと思った。理由は以下。

  • 青色申告が使えるため、赤字が繰越せる
  • 扶養が外れるほどの収益が出ないうちは追加で税金を支払ったりはしなくてよい
  • もし個人情報を隠せた場合、安心代だと考えるとかかる費用はそれほど高くないと感じる
  • 開発周りにかかるお金を経費計上できる
  • いつか個人事業主になる可能性が高いなら、早いうちからなるほうがいいかなと思った

どうせしばらく赤字or自転車操業になる可能性が高いので、青色申告が使えるというのはメリットとしてかなりでかいなと思った。

事前準備の事前準備

チャッピーに相談しながらとりあえず以下のことから手を付けた。

  1. タスク管理の方法を考える
  2. 会計メモを作る
  3. 屋号を考える
  4. 専用の口座とクレカを用意する

1.タスク管理の方法を考える

洗い出したタスクと、それに伴う進捗を残したい。最初はメモ帳に書いていたけどいまいち使い勝手が悪いのでツールを探して、結果的にNotionを導入した。

個人利用だと無料でもいろんなことができるし、タスク一覧を作るのにも単なる文字のべた書きではなくてデータベースライクに表にできるから並び替えや他の項目との親子関係も指定できてかなり使い勝手がいい。
ただ、カスタム性が高い分最初にサイトを開いた時にはどう操作すればよいかいまいちわからずyoutubeの説明動画をいくつか見た。そして結局ページは他の方が公開してくれているテンプレートを利用して作成した。

使い始めて約2週間たった今はこんな感じでページを作っている。

Notionはグループで共有使用ができるので、ページを作成するときは、グループごとに見れるエリア(ラボというのは私が名付けたチーム名)か、自分しか見られないエリアのどちらに作るかを決めることができる。私は個人利用なのでどちらに書いてもそれほど差はないんだけど、なんとなく自分用の作業記録のメモのみプライベートエリアに置いた。

ページの内容をざっと説明すると、以下のような感じ。

  • 作業記録
    • 毎日の作業内容メモ。ほぼ一言日記。
  • 金銭管理
    • サーバー代等でかかった費用と支払い方法の表。経費計算に使えるかと思って。
  • タスク管理
    • タスクの内容、進捗、メモをまとめている表。
    • とりあえず必要そうなことをざっと洗い出して載せている。
    • タスクの進捗は未実施・進行中・完了・保留の4つで分けた。
  • アカウント管理
    • 作成したアカウントや契約したものと、更新時期とかを一覧で管理するための表。

2.会計メモを作る

1.で説明してしまったけど、会計メモもNotionの中に金銭管理として専用のページを作成して記録に残すことにした。メモ書きで不便になってくることがあれば追々別の会計ソフトの導入も検討しようと思う。

3.屋号を考える

まず屋号を決めないと何も始められない。

初めは無難そうな名前をいくつか思いついたんだけど、探してみたら案の定どれもこれも既に存在したので諦めた。
被ってしまうと今後の手順で色々躓いてしまうので、最低限、狙っているドメインは取得可能か、とすでに同じ名前の法人や団体が存在しないか(ひらがな・カタカナ・英語表記色々変えて検索してみる)は最低限調べておくのをおすすめする。

4.専用の口座とクレカを用意する

収支を明朗にするためにも、私的に使ったお金と開発するために使ったお金を分けて管理することにした。

私の場合、たまたま作ってそのまま放置していた住信SBIネット銀行の口座があったのでそれを使うことにした。そして、そこのキャッシュカードにデビットカード機能がついていたので口座に最初にある程度お金を振り込み、必要になる都度口座から引き落とされるようにした。

完了

文字にするとそこまでの作業量に見えないが、調べつつ進めたことが多かったので思ったより時間がかかった。何か特定の作業をするのに時間がかかったというよりは、色々調べたり悩んだりして立ち止まったことによるものがほとんど。
とにかく、これで実際に色々登録する準備は整った。

記事が長くなってしまったので、実際に契約・登録したことや、かかった費用は後編にてまとめたいと思う。

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